こんにちは！マイ・スタイル大通南事業所です。

皐月ともそろそろお別れの今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて、皆さんは「一択思考」という言葉をご存知でしょうか？

絶対に東大に入らなきゃいけない！
絶対に10キロ痩せなきゃいけない！
絶対に月給50万円稼がなきゃいけない！

…などなど、一つの選択肢だけに固執して「そうせねばなるまい！」と思い込むことを一択思考といいます。

上記はやや極端な例ですが、一択思考に陥ること自体は誰でもあり得ることです。

例えば就職活動において、複数ある企業の中で「絶対にA社に行きたい！A社で働きたい！」と一つの企業への就職を強く望み、他の企業には目もくれない…など。
皆さんにも経験があるのではないでしょうか。

この考え方には危険なところが二つあります。

➀A社が不採用だった場合、意欲を一気に失ってしまう。
②A社に採用になった場合、理想と現実のギャップに苦しむ。

➀は分かりやすいと思います。一つの選択肢だけにこだわると、他のことに対する興味や意欲が湧かず、その選択肢を失った際に無気力状態になることが多々あります。

②は意外かもしれません。しかし、一択思考に陥っているときは、視野が狭くなりがちです。A社を希望するあまり、全てを理想的に考えてしまいやすいのです。反して、何から何まで理想通りに運ぶことはなかなか無いのが現実。「思っていたのと違った…」「あんなにA社に来たかったのに…」など、ギャップに苦しむことになってしまう危険性があります。

おすすめなのは、ゴールを明確に見定めることです。

この場合、あくまでゴールは「A社に入社すること」ではなく、「安心して長く働くこと」ですよね？
「A社に入社」は通過点に過ぎません。
それなら、一つのことにこだわるのではなく、「安心して長く働くこと」を達成するための最善の選択は何かを考えるのが得策ではないでしょうか。

話を聞くと客観的に判断できるものの、いざ自分のこととなるとなかなか冷静に考えられないものです。
日々の暮らしの中でモヤモヤを抱えた時、ふと不安を感じた時には、「自分は一択思考に陥っていないか？」と自らを振り返ってみてください。

余談ですが、私がこの「一択思考」について考えるきっかけになったのはこの本を読んだからです。

頑張り過ぎは体に毒です。ほどほどに一生懸命になり過ぎないマインドを身に付けて下さいね。

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