バリア(壁)について考えてみよう!パート1
こんにちは!!
就労継続支援B型 マイ・スタイル大通東事業所です。
皆さんは、日々の何気ない日常の中で不便に感じた事はありませんか?
いわゆる生活する中で壁となっているものです。
上げれば、きりがありませんよね。(笑)
何かしらに不便(壁)を感じているいるはずなのですが・・・。
それを壁があるとか、バリアがあるという様に表現されます。
福祉的用語では、「バリアフリー」という言葉で使用される事が多いです。
様々な活動をする時、生活の中の不便をフリー(なくす)という事で、「バリアフリー」
という言葉バリアフリーが使用されている訳なのです。
今回は、パート1としまして。
視覚障がいの方がかかえている不便さ(バリア)について、スポットを
当ててお伝えしていこうと思います。
視覚障がいと一概に言いますが、全盲、弱視、見えにくさが全く違い
ます。全盲の方は、全く見えない辛さがあります。
弱視の方も見えている範囲が限られる見えにくさ、生活や活動の制限があります。
若干見えている事もあり、この部分では、周囲の理解のなさに苦労を感じている事があります。
視覚障がいの方は、音や情報、接触が情報の頼りです。
抜粋した中の数点をお伝えしていく事にします。他にもまだありますが。
①信号機の問題、弱視の方にとって道路の反対側にある信号機は光の加減等で見えない事があります。
これは壁(バリア)
※このバリアを解消する為に音響式信号機があります。(街中でよく聞く、かっこうやピヨピヨの音の信号機)
②点字ブロックの上に自転車や物、人が立ち話をしている、点字ブロックの上に自転車が駐車してあれば大変危険。こういうのも、壁(バリア)
※同行してくれる誰かや、情報を伝えてくれる誰かがいればバリアフリーになり得る。
③初めて訪れる場所の建物の入り口、ビルの名前が分かりにくかったり、ガラス張りになっているような建物は、どこが窓でどこが入口なのか識別できない事もあり、これも壁(バリア)
※同行してくれる誰かや、情報を伝えてくれる誰かがいればバリアフリーになり得る。
④トラックは思わぬ怪我の原因となる事があり、サイドミラーが収納されていないと空中に飛び出した状態であり、顏をぶつけるという危険な事も、外出を妨げる壁(バリア)
※同行してくれる誰かや、情報を伝えてくれる誰かがいればバリアフリーになり得る。
⑤階段の色が同化して、フラットになっているように感じたり、一人では危険。これも壁(バリア)
※手すりがあれば、誰かが手伝ってくれればバリアフリーになり得る。
⑥自動販売機を使用するのも苦労します。どこに何があるかわからなく、これも壁(バリア)
※誰かが情報を伝えてくれればバリアフリーになり得る。
食品に記入されているレンジの温め時間は、見えないので誰かに伝えてもらわないと分かりません。
これもバリア(壁)
※誰かが情報を伝えてくれればバリアフリーになり得る。
信頼できる他の誰かがいる事、情報を伝えてくれる誰かがいる事はとても助けになり、視覚障がい者の壁をフラットにしてくれます。
今回は、パート1として、視覚障がいを取り上げさせて頂きました。
障害の有無に限らず。「小さな親切、大きなお世話」という言葉がありますが、手伝いが必要な時に
助けがあれば良い社会であれば良いだけで、「困っている誰かに、何か手伝える事はない?」と確認をしていく事を忘れてはならないと思いました。
見た目で理解されない方も、壁を感じている事がある事でしょう。理解のなさが、世間でいう偏見に繋がったりのです。
自身のバリアとなっている事を考えるきっかけを考える事で思わぬ気づきが生まれるかもしれませんよ。
病気や障がいを持った中でも、この社会で、大きく活躍しているたくさんの方たちがいます。
就労継続支援B型 マイ・スタイル大通東事業所では、皆さんに合わせた訓練を行っています。
ご興味のある方は、お気軽にご連絡をください。
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